1970-06-10 第63回国会 衆議院 法務委員会 第27号
検察官になっても一体汚職事件なんかは自由にできるのか、こういうふうな疑惑を持っておる修習生もございます。こういう点について、検察の姿勢、ほんとうに検察が正義の代表者である、あるいは裁判所が正義の代表者であるということが修習生に理解をされておるならば、法務大臣がやっきにならなくとも、どんどん検察官や裁判官になっていくだろう。その根本のところを忘れて制度いじりをやろうとしても事は進まない。
検察官になっても一体汚職事件なんかは自由にできるのか、こういうふうな疑惑を持っておる修習生もございます。こういう点について、検察の姿勢、ほんとうに検察が正義の代表者である、あるいは裁判所が正義の代表者であるということが修習生に理解をされておるならば、法務大臣がやっきにならなくとも、どんどん検察官や裁判官になっていくだろう。その根本のところを忘れて制度いじりをやろうとしても事は進まない。
ことに法務大臣におきましては、この点は私が申し上げる必要もないほど明らかな事実だと思いますので、大磯の吉田総理官邸に対する偉人一件、あるいは殺人未遂でございますか、爆弾の送付されたようなことが、一体汚職事件に関係を持つているかどうか、あるいはただいま法務大臣のおつしやられた検察庁法の第十四条の指揮権発動などが、原因をなしておるかどうかという、大臣のお考えを承りたいのであります。
でありますので私どもは、こういう点に一体汚職事件がはぐくまれておるのではないかということを、私ども今回の汚職事件を目下調査を申し上げております過程におきまして考えるわけですが、相当の金であります。
それから最後にお伺いしたいのは、この警察予備隊の不正の問題ですね、これは随分やかましく問題にされておるのでありますが、どうしてこのような一体汚職事件が発生したのか、その経過がどうなつておるか、これに対してどういうような処分をとられようと考えておるのでありますか、この大体の形だけでいいですから、簡單にこれはお伺いしておきたいと思います。